日    時：2020 年 11 月 25 日（水）17：30 ～ 20：00

場    所：大阪印刷会館４階大会議室   出席者：60 名（CSR 委員メンバー含む）

 

拡⼤委員会の⽬的

・CSR 委員会の活動内容を組合員や他の委員会メンバーに広く知っていただく

・CSR の考え⽅を広める

・CSR ワンスター認証に取り組む組合企業を増やす

・CSR の雇⽤・労働安全部分と密接に関わるダイバーシティについて学ぶ

 

会議内容

18︓00 より受付を開始し、18︓30 中川委員の司会進⾏により拡⼤委員会が開始される。

 

１、17︓30 ⼭本委員⻑よりチーム EXPO2025 共創チャレンジへの参加表明があり、各委員へ賛同の意思確認

を⾏った。

その後、事前の役割分担に従い、運営の準備を進める。

 

２、東條副理事⻑挨拶

今後の企業経営における CSR の必要性について説明があった。

 

３、⼭本委員⻑挨拶

CSR 委員会の活動内容、CSR 認定とは何か、取得するメリット、SDGs との違い等詳細な説明があった。

委員会として“チーム EXPO2025 共創チャレンジ” への活動をリードしていく意気込みを伝えた。

 

４、ダイバーシティマネジメント講演        コニカミノルタジャパン株式会社 ⼭﨑様

 

✔ダイバーシティ経営とは

年齢や性別等第⼀次的特⻑（不変的・選択不可）、家庭環境やライフスタイル等第⼆次的特徴

（可変的・選択可） 等の多様性を受け⼊れ、個々の能⼒を最⼤限発揮できる機会を提供する事により

イノベーションを⽣み出し、価値創造につなげ、競争優位を構築するために必要な経営。

✔⼥性活躍推進

⽇本のジェンダーギャップ指数ランキングは 153 ヶ国中 121 位（2020 年 2 ⽉現在）。

⼦育て世代の⼥性就業率は上昇しているが、企業内での地位向上は⽴ち遅れている。

まずは男性管理職の意識改⾰が必要であり、⼥性社員が能⼒を発揮できる環境づくりを進めることが必要。

✔コニカミノルタの取り組み

“新しい価値の創造” という経営理念の下、マネジメント層の意識、ワークライフバランス、⼥性活躍推進

の改⾰をセミナーや啓蒙活動により⾏っている。

 

５、質疑応答

Q: シングルファザーや家族の介護が必要な男性への⽀援はどうなのか。

A: 男性⼥性に限らず育休や介護休暇制度があるが、まだまだ取得率は低い。

Q: そういった男性社員でも昇任できるような⽀援はあるのか。

A: ⼈事部の中にあるダイバーシティ推進室で相談に乗っている。

Q: ⼥性活躍推進という事⾃体が男性⽬線ではないのか。

A: 性別がどうこうという事柄ではないのが本来のダイバーシティの考えではあるが、ジェンダーギャップ

指数が表すように⽇本では⼥性活躍が遅れているので、その点にフォーカスされ勝ちになっている。

Q: 働き⽅による⼈事評価についてはどうなのか。

A: 売上実績などの数字だけではなく、新しい物事の考え⽅が出来るかどうかも評価され、30 歳台で部⻑に

昇進したケースがある。

Q: コニカミノルタジャパンの営業部⽬線として、取引先の採⽤⼒など改善すべき企業の特徴を聞きたい。

A: 外国⼈労働者とも普通に会話していたり、新しい事にチャレンジしている会社は伸びそうだ。

Q: 営業部においてダイバーシティを活かした具体的な事例を紹介してほしい。

A: 途中⼊社の社員がイノベーションの空気をもたらしてくれている。

Q: 中⼩零細企業がダイバーシティを取り⼊れた場合のメリットはどういったものか。

A: 若い新⼊社員が⼊ればSNS などを利⽤した新しいビジネスアイデアが⽣まれたり、シルバー⼈材で

あれば考えや経験が活かされる場合がある。様々な⼈材を受け⼊れることにより新しい事に取り組める

可能性が広がる。

６、アンケート

委員会の質を⾼めるため、参加者にアンケート記⼊をお願いした。

CSR、ダイバーシティについて理解したという⽅が多かったが、「取り組みの具体例をもっと聞きたかった」

「導⼊は中々難しい」という意⾒が多く⾒受けられたので、改善点として次回に⽣きる有益な情報収集が出来た。

７、他委員会からのお知らせ

・マーケティング委員会

2021年2⽉12⽇開催「⾃社の強みを活かしたブランディング戦略」

2021年3⽉3⽇開催「どうする︖事業承継︕我が社の選択はこれだ︕」

・経営⾰新委員会

2021年1⽉26⽇開催「光⽂堂 Print Doors 2021」⾒学バスツアー

・⼤阪⻘年印刷⼈協議会

2021年1⽉23⽇開催「本当のウリの⾒つけ⽅・伝え⽅」

 

以上で拡⼤委員会は終了し 20 時に閉会した。